【ゴルフコースデビュー】初心者女子に必要な練習や持ち物を解説

初心者の女子ゴルファーにとって、憧れのコースデビュー。

 

仲間同士でラウンドするのはとても楽しいですが、何から準備したらいいのかわからない…という方も多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は、初めてコースデビューするときに必要な知識をくわしく解説しました。

 

「コースデビューまでにどれくらい練習すれば良いのか」や、コースデビューまでに用意したいアイテム、コースデビュー当日の流れについてもまとめています。

 

またゴルフをするときの服装や、ラウンドする際に最低限おさえておきたいエチケットに関してもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください^^

 

 

ゴルフ初心者はどのくらいでコースデビューできる?

ゴルフ初心者の方は、「いつ頃コースデビューできるかな?」というところが気になると思います。

 

これには明確な答えはないのですが、目安として「空振りせずに、ある程度狙った方向にボールを打てる」というスキルが身についてからコースに出ると良いでしょう。

 

ゴルフ練習場などで練習を重ねて、自分のスイングを固めることを意識してみてください。

 

参考記事:

playing-golf.com

 

なお、初めてのラウンドでは「1組に初心者は1人まで」にしておいたほうが安心です。

 

ゴルフは、前半後半をそれぞれ2時間10分~20分でラウンドするスポーツ。

 

初心者同士だとスピーディーに回れないことも多いので、上手な人にサポートしてもらいましょう。

 

また、コースでのプレーは傾斜やバンカーなどがあり、練習場とはまったく違ってきます。

 

いきなり18ホールのコースに出るのではなく、ショートコースでラウンドしておくのもおすすめですよ^^

 

参考記事:

playing-golf.com

 

コースデビューまでに用意する持ち物

初めてコースへ行くときは、何を持っていけば良いのか悩んでしまう方も多いはず。

 

ここからは、キャディーバッグ、ボストンバッグ、ラウンドバッグに入れるものを確認していきしょう。

 

キャディーバッグに入れるもの

キャディーバッグは、ゴルフクラブを運ぶバッグです。

 

クラブと一緒に、以下のアイテムも収納しておくと◎

 

クラブ

1回のラウンドで使えるクラブは、パターも含めて14本までです。

 

初心者の方は、必ず使う7~8本だけを持って行っても良いでしょう。

 

参考記事:

 

ヘッドカバー

クラブのヘッドを保護します。

 

市販品も豊富ですが、毛糸で編んだりして手作りしている方も多いですよ。

 

ネームタグ

他人のバッグと見分けがつくように、フルネームにします。

 

コースで用意されていますが、自分でお気に入りの傘を持って行っても◎

 

防寒グッズ

冬のゴルフ場は、かなり寒いです。

 

ネックウォーマー、イヤーマフラー、カイロなどを入れておくと安心です。

 

レインウェア

天候の変化に対応できるように準備しておきましょう。

 

セパレートタイプやワンピースタイプがあります。

 

撥水性、通気性の良いものを選ぶと良いですね。

 

ボール

余裕を持って、1ダースは用意しておくと安心。

 

コースで購入することもできます。

 

グローブ

消耗品なので、予備も持っておくと◎

 

雨の日はもう1つあると安心です。

 

ティー

ドライバー用のロングティーは6~7本、アイアン用のショートティーは2~3本用意しましょう。

 

ゴルフマーカー

グリーンにボールが乗ったときに使うもの。

 

グリーンに刺すタイプと置くタイプがあります。

 

ゴルフ場にも無料で置いてあるので、そちらを使っても◎

 

ボストンバッグに入れるもの

ボストンバッグには、ゴルフウェアやシューズ、キャップなどを入れます。

 

1つずつ見ていきましょう。

 

ゴルフウェア

ハーフ終了時に着替えたい場合は、2組入れておきます。

 

パンツorスカート、ソックス、下着一式、帰りの服装も準備しましょう。

 

サングラス

サングラスをかけたほうが、ボールが見えやすかったり、紫外線対策にも役立ちます。

 

今はおしゃれなデザインのサングラスが多いので、ゴルフウェアと合わせておしゃれを楽しむのも良さそうですね♪

 

キャップ、サンバイザー

暑い時期の熱中症対策としても、帽子はあったほうが安全。

 

サングラス同様、こちらもウェアとの組み合わせを楽しんでみてください。

 

スキンケア用品

日中ずっと外で過ごすことになるので、UV対策や保湿アイテムがあるとGOODです。

 

お気に入りのものを持っておきましょう。

 

ゴルフシューズ

ゴルフ専用のシューズも用意しましょう。

 

底にビョウが付いた「ソフトスパイク」と、突起が付いた「スパイクレス」があります。

 

ラウンドバッグに入れるもの

ラウンド中に持ち歩くバッグです。

 

以下のようなアイテムを入れましょう。

 

ボールポーチ

プレー中は、常にボール2~3個を持ち歩くようにします。

 

ポケットでも良いですが、ボールポーチに入れておくと必要なときすぐに取り出せて便利ですよ^^

 

グリーンフォーク

グリーン上についたボールの跡などを直します。

 

携帯電話

プレー中は、電源を切るかマナーモードにしておきましょう。

 

そのほか

ゴルフマーカーやティー、飲み物、絆創膏、ハンドタオル、日焼け止め、虫除けスプレーなどを入れても◎

 

ゴルフマーカーや絆創膏は、ゴルフ場でもらえることもありますよ。

 

コースデビュー当日の流れ

ある程度の練習を重ねて、持ち物なども準備できたら、いよいよコースデビューです!

 

ここからは、ゴルフの基本的なルールやコースでの一日の流れ、最低限知っておきたい3つのエチケットについてお話しますね。

 

基本的なルール

ゴルフ場のコースは、9、18、27、36と「9の倍数」でホールが配置されています。

 

一般的には18ホールのゴルフ場が多いでしょう。

 

18ホールを1ラウンドとして、1組4人以内で回り、合計で何打を打ったか?というスコアを競います(スコアが少ないほうが勝ち)。

 

18ホールの構成は、ショートコースが4ホール、ミドルコースが10ホール、ロングコースが4ホール、というのがメジャーです。

 

各ホールの構成や、よりくわしいルールに関しては、以下の記事をご参照ください。

 

参考記事:

 

コースでの一日

プレー中はあっという間に時間が過ぎるかもしれませんが、一日を通して見るとやることがたくさんあります。

 

わかりやすいように

  • ゴルフ場に到着したら
  • 練習場に着いたら
  • スタートホールに着いたら
  • コース前半~昼食
  • コース後半~ラウンド終了後

の5つに分けて解説しますね。

 

ゴルフ場に到着したら

ゴルフ場に到着したら、玄関前でスタッフが迎えてくれるので、そこでキャディーバッグを預けます。

 

その後は、フロントでチェックイン。

 

ビジター用の用紙に、自分の名前や住所を記入し、予約した人の名前とスタート時間を伝えます。

 

記入後に、ロッカーキーの付いたカードホルダーを渡されるので受け取りましょう。

 

またゴルフ場では現金を使わず、すべてカードホルダーの番号とサインでまかなうので、貴重品はフロント近くのセキュリティーボックスに預けてください。

 

ロッカーに移動して着替えたら、キャディーマスター室へ。

 

スコアカード、鉛筆、ティーマーク、グリーンフォークをもらいます。

 

練習用ボールのコインも、ここで買いましょう。

 

練習場に着いたら

練習場にはドライビングレンジと練習グリーンの2つがあるので、まずはドライビングレンジに移動しましょう。

 

そこで、買ったコインを備え付けの機会に入れてボールを出します。

 

練習場の打席は場所の指定がないので、空いている打席を利用すればOK。

 

軽くストレッチをしてから、ショートアイアン、フェアウェイウッド、ドライバーをバランスよく打っておきましょう。

 

練習グリーンではパッティングの練習ができるので、自分のボールを2~3個持って行って練習します。

 

本番のグリーンと同じような芝の状態にしてあるので、ここで感覚をつかんでおけると良いですね^^

 

スタートホールに着いたら

スタートホールには、10分前に着くようにします。

 

まずはティーイングエリア近くの案内板や、カートに積んであるコース図を見て、ホールの全体図を把握しましょう。

 

その後に打つ順番を決めますが、スタートホールに備え付けてある棒を使ってください。

 

4人が棒を順番に引き、自分が引いた棒の線の数が打つ順番になります。

 

レディースティーを使う場合は、レギュラーティーのプレーヤーが打った後に打ちましょう。

 

最後に、自分の使うボールが同伴プレーヤーとかぶっていないか確認します。

 

もし同じボール、番号の場合は、ボールを代えたり区別できるように線やマークを書くと丁寧です。

 

前半スタート~昼食

いよいよスタートです。

 

ティーイングエリアにティーアップして、ボールを打っていきます。

 

第2打目からは、グリーンから遠い人の順番でボールを打ちましょう。

 

グリーンまでの残りの距離を測りながら、クラブ選択をしていくことがポイントです。

 

距離を測るときは、距離計があると便利。

 

コースに設置されているヤード杭を見て計算する方法もありますが、時間がかかったり細かいヤードまではわからなかったりするので、距離計のほうが確実ですよ^^

 

参考記事:

playing-golf.com

 

なお、ティーショットがOBに行ってしまったときは、全員が打ち終わったあとにもう一度打ちます(第3打目)。

 

特設ティー(ある場合と、ない場合があります)やボールを失くした場所の近くから、第4打目として打ってもOKです。

 

前半の9ホールが終了したら、キャディーマスター室で後半のスタート時間を教えてもらい、昼食をとりましょう。

 

クラブハウスに入る前に、備え付けのエアーガンや雑巾で、シューズについた汚れを落としてくださいね。

 

後半スタート~ラウンド終了後

前半と同じように、スタートの10分前にはホールへ行きましょう。

 

ラウンド終了後は、すみやかにキャディーマスター室前へ。

 

クラブの本数やヘッドカバーの数、スコアの確認をして、渡された用紙にサインしてください。

 

このとき、キャディーバッグの引換券を忘れずに受け取りましょう。

 

シューズの汚れを落としてクラブハウスに入り、入浴と着替えを済ませます。

 

最後は、セキュリティーボックスから貴重品を取り出してフロントで清算

 

引換券を渡して、キャディーバッグを受け取ったら終了です。

 

こうやって見ると複雑に思えるかもしれませんが、実際にはスタッフの案内もあるので迷うことはほとんどないと思います。

 

安心してコースデビューを楽しんでくださいね♪

 

ゴルフプレーで大切な3つのマナー

ゴルフのルールやマナーはとても多いので、全部を覚えてからコースに行かなきゃ…と気負う必要はありません。

 

ただし、みんなでゴルフを楽しむためにも、以下3つのエチケットは知っておきたいところです。

  • プレーファーストを心がける
  • 人のプレーをよく見る
  • 人に迷惑をかけない

 

それぞれについて補足しますね。

 

プレーファーストを心がける

ゴルフは、前半後半をそれぞれ「2時間10~20分」でラウンドするスポーツです。

 

遅れると後ろの組みだけでなく、コースにいるすべての組に迷惑をかけてしまうので、スピーディーな行動を心がけましょう。

 

そのために意識したいことが、次の7つ。

 

  1. スタートの10分前には、スタートホールで打つ準備をする
  2. 素振りは1回か2回。できれば1回で。
  3. 構えたらすぐに打つ
  4. 次に打つ場所が近かったら、カートに乗らずに歩く
  5. クラブは、使いそうなものを何本か持って行く
  6. きびきびと歩く
  7. (2打目以降)先に打つ準備ができていたら、「先に打ちます」と声をかけて打たせてもらう

 

ボールを探したりすると時間がかかってしまいますが、女性の場合は林に入るほど曲がることは少ないので、上記の7つができていればスロープレーは避けられるでしょう。

 

人のプレーをよく見る

ゴルフは、昼食も入れると1日6時間くらい一緒に過ごすもの。

 

自分のプレーだけに集中するより、4人全員でプレーしたほうが、スコアも良く楽しい1日になります。

 

次の3つを取り入れて、人のプレーを見るようにしましょう。

 

  1. 同伴者のショットに応じて、掛け声をかける
    • 同伴者が良い球を打ったら→「ナイスショット」の掛け声をする
    • グリーンに乗ったら→「ナイスオン」の掛け声をする
    • 打ったボールが隣のホールに行ってしまったら「フォアー」
  2. ボールの行方を全員で見る
  3. 人のプレーを観察し、自分の打つタイミングを間違えないようにする

 

上級者のプレーを見ると、上達も早くなります。

 

グリーンでは、どちらに曲がるか、上りか下りかなどもわかるので、ぜひ参考にさせてもらいましょう。

 

人に迷惑をかけない

人に迷惑をかけないように、次の4つの行為を控えましょう。

 

  1. 打つ前に音を立てない
  2. 関係ない内容のおしゃべりはしない
  3. 打つ人の前に出ない
  4. 芝を削ってしまったり、グリーンに跡をつけてしまったら元に戻す
  5. バンカーをならす

 

プレーファースト、人のプレーをよく見る、迷惑をかけない。

 

まずはこの3つをおさえて、コースデビューしてみてくださいね♪

 

コースデビューの服装

ゴルフはエチケットやマナーを重要視するので、ジーンズやTシャツ、極端に肌を露出した服装などはNGです。

 

具体的に見ていきましょう。

 

クラブハウスでの服装

クラブハウスには、オフィスカジュアルをイメージして落ち着いた大人の女性らしい服装で行くのがベスト。

 

襟付きのシャツにジャケット(手持ちでもOK)、スラックスorスカートを合わせるのが定番です。

 

足元は、安定感のあるパンプスがおすすめ。

 

バッグは、ゴルフバッグやボストンバッグが好ましく、ショルダーバッグは不向きです。

 

NG例

襟無しトップス、Tシャツ、アロハシャツなどの派手なトップス、キャミソール

ジーンズ、カーゴパンツ、ホットパンツ、極端なミニスカート

スニーカー、サンダル、スパイクシューズ

パーカー、ジャージ、スウェット、過度な露出

 

ラウンド時の服装

ラウンド時は、上品なスポーティーを意識するとGOOD。

 

襟の付いたシャツ(主にぽポロシャツ)に、パンツかスカートを合わせるスタイルが定番です。

 

髪型

髪が長い方は、ポニーテールなどにまとめて。

サンバイザーや帽子を着用します。

 

トップス

襟の付いたトップスやポロシャツがベター。

 

手元

ネイルはしていてもOK。

専用のグローブがあります。

 

ボトムス

スカートやパンツ、ワンピースなど。

 

足元

ゴルフ専用のシューズで。

ソフトスパイクとスパイクレスの2種類が主流です。

 

NG例

パーカー、Tシャツ、ブレスレットなどのアクセサリー、ジーンズ

ゴルフ用以外の靴、スニーカー、サンダル、パンプス、素足

 

最低限のマナーを守って楽しくコースデビューしよう!

ゴルフ初心者の方が、コースデビューする際に気になるポイントについてお話ししました。

 

ゴルフはルールが多いですが、最初は「最低限のエチケット」が守れていればOKです。

 

まずは練習場で練習を重ねて、ある程度のスイングが身についたらコースデビューしてみましょう^^

 

同伴者のプレーを観察したり、マナーについて教わりながら、少しずつゴルフの知識を増やしてみてくださいね♪